【漫画】着色料は虫から出来ていた!?【マンガでわかる】

【怖い話】事故物件の体験

実話の怖い話



これは、私が数年前に、大阪に住んでいた頃の話だ。
当時、私はOLをしており、1LDKのマンションから片道の電車で一時間の職場に通っていた。
そして、その日も残業続きでマンションに帰ってきた時の事だった。

まずは開きっぱなしの冷蔵庫の異変に気付いた事からだったと思う。

家の中に入ると、何か異変のようなものに気付いた。
それは何かが腐った臭いとでも言うべきだろうか。
何者かが、この家に侵入した形跡があるのだ。
 
ベランダの洗濯物が揺れている。
干していた筈の下着が全て無くなっていた。

通帳は無くなっていない。
財布とクレジット・カードは手持ちだったので、盗まれずにいた。

私のマンションは五階だった。
向かい側には建物は無い。
オートロックの鍵は壊されていなかった。
誰かが侵入出来る筈が無い。
 
それなのに、私の家の中に侵入した不審者は私の家を荒らし回っていたのだ。私はすぐに警察に電話した。

十五分後に警察はやってきて、私は警察署まで呼ばれて被害の事情聴取をされた。何故、被害者である私が警察署に呼ばれないといけないのか屈辱的だったのだけど、後になってネットで調べてみた処、被害者も署に呼ばれるものらしい。

そして警察からは、何かあったらまた電話をしてください、と言われた。
彼らはまるで虚言癖の女を相手にしている、といった顔をしていた。
更に、戸締りは厳重注意してください、と何故か私が加害者であるかのように告げた。

変質者か、あるいは空き巣なのか。
 
私は嫌な気分を抱えながら、マンションに戻る事にした。
 
そして、その日はマトモに寝られないままベッドの中で毛布に包まっていた。何処からか視線と息遣いのようなものを感じた。

そして、私は寝不足気味になりながら、会社へと向かった。マトモに仕事に集中する事が出来ずに上司から叱責を食らった。

それから夜になって家に戻ると、今度は椅子の配置が変えられていた。
壁に掛けられていた鏡は、地面に不自然に置かれていた。
私は驚愕しながら、再び警察に電話を入れた。
今回は、貴方の気のせいでしょう?と、軽くあしらわれて、相手にもされなかった。そういえば、警察いわくベランダの下着が無くなったのも、風で飛ばされたんじゃないかと言われたのだった。

私は恐怖の余り、この部屋で再び一夜を過ごす事は苦痛に感じたが、仕事疲れもあり、着替えずに、ベッドに沈むように寝入ってしまった。

夜中の事だろうか。
何かが這うような音が聞こえた。
手と足の四足歩行で歩いているのが分かる。
その音は、冷蔵庫の付近に近付いている。
ベッドの中からは、台所と冷蔵庫の位置は見えない。
何かが、冷蔵庫の辺りを這っている。
そいつは、冷蔵庫を開けた。
飲み物は牛乳だけがあった筈だ。
そいつは、冷蔵庫の中にある、1・5リットルの牛乳のパックを開いて、ぴちゃぴちゃと、舐める音が聞こえる。牛乳の白い液体がフローリングの床を這っているのが分かった。

そして、それはまた這いながら、何処かへと歩いていく。
どたん、と、変な音が聞こえた。

私は恐怖で震えていた。
生きた人間なのだろうか? それとも…………、死んでいるのだろうか?
そいつは、バスルームへと向かっていった。
がたん、と音がした。
バスルームから天井裏に入る事が出来るのだ。
 
そういえば、このマンションを借りてから近隣住民の話を小耳に挟んだ事がある。この9階建てマンションの天井裏は全て繋がっているのだと。そして、天井裏に潜んでいる、何者かが昔から存在するのだと。大きなネズミか何かではないかと住民達は話していたが、私の家の中を這っていた、そいつは、明らかにネズミなんかじゃなかった。

私はすぐに引っ越しの手配をする為に動く事にした。
仕事は休めない。
特に今、職場の一番、忙しい時期である為に、休めば最悪クビが飛ぶかもしれなかった。私は睡眠不足のまま会社へと向かった。

そして、その日の帰り道、まだ開いている不動産屋を探した。
運よく、すぐに引っ越せる物件が見つかった。

家の前まで来ると、私はその日からネットカフェで過ごす事に決めていた。……ただ、会社の大事な書類やマンションの賃貸契約書も置いてある為に、一度はあのマンションに戻らなければならなかった。
 
私は意を決して、あのマンションに戻る事にする。
エレベーターが上へと登る音がとても不気味に感じられた。

私は自分の部屋の中に鍵を開けて入る。
私は口元を押さえた。

零れた牛乳が床一面に広がっているのだ。
そして得体の知れない異臭が漂っていた。
私は急いで会社の書類と賃貸契約書を見つける。
必死になりながら、私はそのマンションから抜け出した。

数か月後の事だった。
そのマンションの天井裏で腐乱死体が見つかったのだという。
身元不明の死体で、年齢は40代から60代の男性くらい。遺体の損傷は激しく身元が特定出来なかったそうだ。警察はしらみつぶしに天井裏を調べた処、明らかに生活していた形跡が見られたそうだ。空き缶や煙草、アダルト本や、他にも男のものと思われる小水、大便なども見つかったそうだ。男が盗んだと思われる女物の下着や衣服なども見つかったそうだ。

しばらくの間、心理的瑕疵あり物件として扱われていたが。やがて、何名かの住民が出たり入ったりして、事故物件の表記は無くなったらしい。

あのマンションの中にいた男が何者だったのか、警察では迷宮入り事件として扱われ、この話は表沙汰にはされていない。

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1 個のコメント

  • 実際に不審者が屋根裏に居たというのも怖いですが、このお話の本当の怖い所は被害者の女性が警察に訴えているにも関わらず、一切り取り合っていないところでしょうね。また事故物件の報告義務はその次に入居する人のみで、その次からは報告義務がないんですよね。

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