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【怖い話】隣に立つ女性

短編の怖い話



隣に立つ女性

これは私が19歳の時に体験した時の話です。

私は高校を卒業すると同時に家を出て、一人暮らしを始めました。済んだのは特に安いわけでも高いわけでもない普通のアパートでした。そしてそこで二年間の月日が流れ用としていた頃に、その体験をしたんです。

私が家でテレビを見ていると、携帯にメールが入っていました。そのメールを確認すると、友達からの「今から飲みに行かないか?」という内容だったんです。もちろん断る理由もないので二つ返事で「了解」と返信し、そのまますぐに身支度をして部屋を後にしました。

その飲み会はやけに盛り上がり、お開きになる頃には終電の時間もとっくに過ぎていました。私は泥酔していて、普通に歩くこともできない状態だったんです。そんな私を友人はタクシーまで担いでくれて、さらに家の近くまで送ってくれました。

「こっから一人だけど大丈夫か?」と友人に聞かれたので、「帰れるよ」と返事をして友人と別れました。そして千鳥足で家に向かい歩いていると、私のアパートの前に立ちすくんでいました。

「なんだぁ??」

と思いながらも、電灯に照らされた彼女の立つ姿が美しく、綺麗な長髪で顔は伺えませんでしたが、遠目から見ていても不思議な人だなぁと思っていたんです。そんな自分はやっと我に帰り、なぜか近くの電柱に隠れました。そして彼女にバレないように眺め続けたんです。

なぜそんな行動を取ったのか聞かれると、自分の直感としか言いようがありません。私の第六感が彼女に近づいてはいけないと強く囁いたんです。その場を逃げ出したいとも同時に思っていたのですが、泥酔のおかげで思ったように足が動きません。

電柱に隠れて彼女を眺めている状態は30分ほど続きました。そんな時突然に後ろの方から声が聞こえてきたんです。

「あの〜・・・大丈夫ですか?」

私は不意のことだったため「はい!?」と大声を出してしまいました。その声の主はとても年配の方で、私を不審そうに見ています。その年配の方は再び「大丈夫ですか?」と聞いてきたので、「あ、すみません。少し飲み過ぎてしまったもので」と答えました。そして年配の方は妙なことを言ったんです。

「あの・・・聞こえてますか?」

私には意味がわかりませんでした。「ちゃんと聞き取れなかったのかな?」と思い少し大きな声で「もう大丈夫ですよ」と告げると年配の人はその場をさっていきました。そして再びアパートの前の女性に目を向けるとあの女性はいなくなっていました。

「やっぱり飲み過ぎたのかな?」と私は嫌に納得したんです。そしてアパートに戻り、自分の部屋の鍵を開けると消したはずの部屋の明かりが全てついていました。さらにテレビも大音量に流れていたんです。私はゾッ・・・っと背中に寒気を覚えましたが、酔っていたこともありその日はすぐに眠りにつきました。

そして次の日、外を歩いていると昨夜の年配の方が前から歩いてきて、私に声をかけてきました。「あ、あなたは・・・昨日は大丈夫でしたか」と尋ねてきたので「昨日は申し訳ありませんでした」と一礼すると、年配の方はこう言ったんです。

「いえいえ、二人ともとても調子が悪そうだったので。大丈夫なら良かったです。」この一言で私はようやく気づきました。あの時年配の方が大丈夫ですかと言ったのは、私にではなく、隣にいた別の誰かに向けての言葉だったのだと。それに気づくと私は全身を強烈な寒さが襲い、そしてそのまま年配の方は向こうの方に歩いていきました。

私のこの考えが本当だとすると、隣に立っていたのはあのアパートの前に立っていた女性しかありえないと感じていたんです。それでは今、彼女はどこにいるのか。そう考えると昨日はなんとも感じずすぐに寝てしまいましたが、部屋の明かりとテレビがついていたことを思いました。

「まさかな・・・」

私の頭の中に嫌な予感が駆け巡ります。もしかして今彼女は私の部屋の中にいるのではないのかという思いしかありませんでした。年配の方と別れた後にすぐに自分のアパートに帰りました。家に帰って部屋を眺めてもなんの変化もありません。ほっと一息つくと、安心したのか眠りについてしまいました。

私が目を覚ましたのはカーテンの向こうが真っ暗になっている頃でした。時計を確認すると夜中の2時。私が眠りについたのは昼の3時だったので、約11時間寝ていたことになります。

当然夜ご飯も食べていないのでご飯の用意をしながら、風呂に入ることにしました。夜中の風呂はとても静かで、その静かさが逆に不気味さを掻き立てていたんです。風呂から上がろうとした時に背後に嫌な気配がしました。

恐ろしかったですが決死の覚悟で後ろを振り向きました。

「何もいない・・・」

私は安堵して前の鏡を見ると、あのアパートの前に立っていた女性が写っていたんです。ふとまた後ろを振り向いても何もいません。ですが前の鏡には写っている。私はパニックになってそのまま気絶してしまいました。

気絶してから何事もなく起きることができました。その後あの女性を見ることはなくなったんです。あの女性は一体誰だったのでしょうか?その答えは謎のままです。

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